ラリージャパン2024(WRC Rally Japan)観戦日記

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2024年11月21日(木)から24日(日)にかけて行われたWRC第13戦(ラリージャパン)を観戦してきました。
去年は豊田スタジアムのスーパーSSを観戦しましたが、今年は、ラリーらしい林道のステージを見に行こうと決めていました。

去年のラリージャパンのレポはこちら。
ラリージャパン2023(WRC Rally Japan)観戦日記① 岡崎リエゾン
ラリージャパン2023(WRC Rally Japan)観戦日記② 豊田スタジアムスーパーSS

今年も、「ふるさと納税」の返礼品として観戦チケットを入手!
入手したチケットは、11月23日(土)のSS12とSS15の恵那SS(上矢作観戦エリア)の観戦チケットです。

観戦チケット
観戦チケット

去年の豊田スタジアムのスーパーSSは、ラリーカーなどの展示や企業ブースも多くて待ち時間も楽しめるし、交通の便もよく、スタジアム内なのでどんなお天気でも大丈夫だし、指定席が用意されていて快適で、競技中の演出も素晴らしく、文句なしだったのですが、やはり、「砂埃を巻き上げながら森の中を疾走するラリーカーを見たい」という思いが強く、今年は恵那のSSを観戦することにしました。

林道のSSは、ラリージャパンが北海道開催だった頃に観戦したことはありますが、天候や路面状況によってコンディションが大きく変わるので、直前まで天気予報から目が離せませんでした。

ラリープラス
ラリープラス

ラリープラスも購入して、観戦ガイドをしっかり読み込みます。

観戦ガイド
観戦ガイド

ふるさと納税でチケットをとるとき、どこにしようか迷ったのですが、目の前を一瞬で過ぎてしまうエリアよりは、競技車両からは遠くても広角で長く楽しめるエリアが良いなと思ったので、この上矢作エリアにしました。

駐車場に到着し、チケットと引き換えにリストバンドをもらいました。

リストバンド
リストバンド

シャトルバスで会場へ。
気分が上がります。
ちなみにわたしの服装は、ノースフェイスのフリースとレインウェア、そして登山靴。
雨なら長靴でしたが、晴れていたのでゴアテックスの登山靴を履きました。
登山靴なら、足元がぬかるんでいても、突然の雨でも大丈夫。
レインウェアは、雨に備えて、ですが、防寒にもなります。
実際、昼間は薄着でも大丈夫でしたが、夜は冷え込んだのでレインウェアが重宝しました。

上矢作
上矢作

上矢作の観戦エリアです。
かなり広い場所だったので、移動しながら観戦に最適な場所を探しました。

余談ですが、この写真、ブログを書くためにスマホから転送しようとしたら、iPhoneが「探検」というタイトルをつけていました(笑)

探検
探検

さて、話を戻して。

10:16、競技開始!
まずはSS12がスタートしました。
わたしたちは、上の写真の位置から、もっと全体が見通せる場所に移動して、カメラを構えます。
ゼロカーが通り過ぎてからしばらくして、みんなドキドキしながら待っていると、競技車両が近づいてくる合図のホイッスルが鳴り響きます。
その音を聞いて、みんな一斉にカメラを構えます。
遠くから響いてくるエンジン音がだんだん大きくなります。
それに合わせて、ワクワクも大きくなります。
この瞬間が、大好きです!
澄んだ恵那の森に響くエンジン音。
次の瞬間、視界に競技車両が現れ、それと同時に、カメラのシャッターを切ります。

SS12
SS12

夢中でシャッターを切った写真。
後から見返してみると、クルマが小さ過ぎて、、
会場の熱気だけは伝わるでしょうか?(笑)

コーナーを曲がってからの後ろ姿も撮影できました。

SS12
SS12

これも綺麗に撮れませんでした、、。

SS12
SS12

やっとなんとかクルマが撮影できました。
セバスチャン・オジェ選手です。
安定の走りでした。速かった!

競技車両が数台通り過ぎてから、しばらく間が空きました。
何かの理由で遅れてるのかな?と思い、待っていたのですが、一向に競技は再開せず。。
わたしたちのすぐ隣で、オフィシャルの方が、無線で何か話をしたあとに、教えてくれました。
「SS12キャンセルみたいだよ」
え、、っ? キャンセル?
何があったんだろう、、事故じゃなきゃいいけど、、
信じられないという気持ちと、不安な気持ちが押し寄せました。

しばらく時間が経ち、会場内の放送でも「SS12キャンセル」が知らされました。
SS15の開始時間は15:16です。
4時間近く、時間が空いてしまいました。
ギャラリーのみなさんは、残念そうではありましたが、仕方ない、と受け入れている雰囲気でした。
「1台通過したら返金無いんだよね」
近くを通ったギャラリーの方の会話が聞こえてきました。
SSの観戦チケットは、1台でも競技車両が通過したら競技成立とみなされ、その後キャンセルになっても返金はありません。
競技の性格上、仕方がないことだと思います。

せっかく時間が空いたので、もう少し観戦しやすいスポットを探してみることにしました。
その途中の売店で、わたしは「いもっこ どぉなつ」をゲット。

いもっこ どぉなつ
いもっこ どぉなつ

後半戦に備え、移動した観戦場所でいただきます。
道の駅で売られているんですね。
めちゃくちゃおいしかったです!

ここでSNSをチェック。
SS12キャンセルの原因が、一般車両の侵入だったことが判明しました。
え!?と思う反面、事故じゃなくて良かった、と安堵しました。

15:16。
SS15開始です!
待ちました。
長かった。

SS15
SS15

今度は競技車両がよく見えます。

SS15
SS15

けっこう近くで見ることができました。

SS15
SS15

最後は林の中に消えていく競技車両。
こんなに遠くなっても、エンジン音だけは響き渡っていました。

後半は日没の時間帯に。

夕暮れ
夕暮れ

ライトポッドを点灯させた競技車両が増えてきました。

SS15
SS15

もう撮影もできないくらい暗くなってしまいましたが、ナイトステージでヘアピンコーナーを走り抜ける様子は、ラリーモンテカルロのチェリニ峠のようで、テンションが上がります。
真っ暗な中、最後の1台が走り終わるまで観戦しました。

わたしの写真がポンコツなので、ここからは、こーら氏の写真を載せたいと思います。

ラリージャパンの結果です。
1位:エルフィン・エバンス選手。

エルフィン・エバンス
エルフィン・エバンス

2位:セバスチャン・オジェ選手。

セバスチャン・オジェ
セバスチャン・オジェ

3位:エイドリアン・フルモー選手。

エイドリアン・フルモー
エイドリアン・フルモー

注目の勝田貴元選手は4位でした。

勝田貴元
勝田貴元

おめでとうございます!

その他、わたしが注目していた選手たちです。

ティエリー・ヌービル選手。

ティエリー・ヌービル
ティエリー・ヌービル

ヘイキ・コバライネン選手。

ヘイキ・コバライネン
ヘイキ・コバライネン

新井大輝選手。

新井大輝
新井大輝

ニコライ・グリアジン選手。

ニコライ・グリアジン
ニコライ・グリアジン

藤原とうふ店のハチロク仕様になっていますが、クルマはシトロエンC3です。
イニシャルDが大好きだそうです。
日本のアニメを好きでいてくれるって嬉しいですね。

オィット・タナック選手。

オィット・タナック
オィット・タナック

勝田範彦選手。

勝田範彦
勝田範彦

福永修選手。

福永修
福永修

奴田原文雄選手。

奴田原文雄
奴田原文雄

まだまだ載せたい選手はたくさん、、ですが、このくらいにしたいと思います。
ここに載せた写真は各選手1枚ずつですが、連写で撮影した写真を見ていると、コーナーを曲がる一連の動きがよくわかります。
選手ごとにコーナーの侵入角度やタイヤの向き、ステアリングを切る位置などが異なっていて面白いです。

選手の皆さん、おつかれさまでした。
素敵な走りをありがとうございました。

普段、公道を走っていないシュコダが、ラリーで見られるのは嬉しいな。
来年も見に行けるといいな。
一年、楽しみに待とうと思います。

海月

海月(みづき)と申します。学生時代は休み時間に図書室で一人読書をしているようなキャラでしたが、物心ついた時からクルマが好きで、免許を取ってからずっと、改造したスポーツカーに乗っています。ラリーが大好きで、森の中で遠くからクルマのエンジン音が聞こえてくると幸せな気持ちになります。メカには詳しくないので、クルマの記事は感覚的な言葉が多くなると思います。

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