げこ太(997カレラS後期)を購入した時、驚いたことの一つが、サイドミラー(ドアミラー)が手動だったことです。
日本車では、フェンダーミラーのクルマ以外、電動ミラーしか見たことがなかったため、手動でサイドミラーが畳めるクルマがあることを知りませんでした。
げこ太に初めて乗った時、駐車場に停めて、ミラーを畳むボタンを探していたとき、こーら氏がクルマを降りて、ミラーをバキッと畳んだのです。
びっくりしてクルマを降りて見に行ってみると、こーら氏は、ミラーが戻らないようにストッパーをかけていました。
下の写真は、ミラーを畳む前です。
げこ太のサイドミラーは、丸っこくてかわいい形をしています。
サイズは大きいので、右左折の時に、ミラーが邪魔をして見づらい時があります。
写真だと見にくいですが、根本の部分には風が抜ける穴が空いています。
次は、畳んだ後の写真です。
赤い色がついているのがストッパーです。
手でミラーを折り曲げて、ストッパーをひっかけると、そのまま固定します。
電動ミラーのように、クルマのサイドにぴたっとくっつかないので、正直、畳んでも横幅はあまり変わらない印象です。
ミラーを戻す時は、一度ミラーを奥まで押してから手を離すと、元に戻ります。
反対側から。
ミラーを畳む前。
ミラーを畳んだ後。
あまり車幅は変わっていないように感じます。
全体の写真も載せます。
まずは、ミラーを畳む前。
耳みたいでかわいい。
そして、ミラーを畳んだ後です。
耳を伏せた猫みたいです。
手動で格納されたミラーを見ながら、ヨーロッパの街並みを走る911を思いました。
ヨーロッパでは、駐車場が広く、隣のクルマとの距離が離れていて、ミラーを畳む必要がないのでしょうか。
日本では、駐車場に停めたとき、ミラーを畳むのはマストという印象です。
特に機械式の駐車場では、ミラーを畳まないと駐車することができません。
リモコンキーでドアロックすると、自動でミラーを畳む設定になっているクルマもあります。
そんな中で、手動でミラーを畳むげこ太。
畳んでもミラーが車体にあまりぴったりくっつかないげこ太。
日本では、少し窮屈な思いをさせているのかもしれません。ゲコゲコ。
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