はじめに
げこ太(997カレラS後期)には、元々、社外品のクレスト(エンブレム)がついていました。
モノトーンの外装に合わせた、カーボン調のクレストです。
これはこれで気に入っていたのですが、端が少し剥がれかけていたので、純正に戻そうかどうしようかと思っていました。
すると最近、ポルシェ社が、新しいカラーリングのクレストを付けたモデルを発売することを知りました。
ゴールドと赤と黒で構成される現在のカラーリングとは異なり、新しいクレストはモノトーンの配色です。
その新しいカラーの名前は「ターボナイト」。
それぞれの車種のターボモデル専用のカラーで、次に発売されるパナメーラから装着されるとのことでした。
げこ太はターボ車ではないですが、モノトーンの配色がクルマのカラーリングにぴったりで、げこ太にも付けたいなと思いました。
ターボナイトのクレストを注文
X(旧Twitter)のタイムラインを見ていると、ターボナイトのクレストに交換したという方がちらほら。
ポルシェセンターで部品として発注されたようです。
わたしたちも、ポルシェセンターへ行き、ターボナイトのクレストを取り寄せてもらえるのか、聞いてみることにしました。
ポルシェセンターの受付で事情を話して、待つこと数分。
部品を発注する担当の方とお話しすることができました。
その方の話によると、このポルシェセンターでは、まだ注文したお客さんは居ないそうですが、修理部品として注文することができそう、とのことでした。
そこで、ターボナイトを注文して、届くまで1ヶ月くらい待つことにしました。
届いたのがこちら、ターボナイトのクレストです。
写真では見ていたものの、実物を見るのは初めて。
シックでかっこいいです。
ポルシェセンターで取り付けしていただくことも検討したのですが、現在修理が立て込んでいて、かなり先にならないと予約が取れないことのこと。
それなら、持ち帰って自分で取り付けしてみよう!ということになりました。
しかし、ここで一つ、予想外のことがありました。
それは、クレストを取り付けるときに、ボディとクレストの間にゴム製のパーツ(ガスケット)が必要なのですが、それが付いていなかったのです。
在庫もなく、ガスケットも取り寄せとなりました。
待つこと数日、ガスケットが届き、やっと準備が整いました。
今までのクレスト剥がし
いよいよクレスト取り付け作業です。
取り付け前に、今付いているクレストを剥がします。
トランクには、純正クレストをとめるための穴が二つ空いていますが、現在付いている社外品のクレストはその穴を使わずに両面テープでくっつけてあるため、釣り糸を使って剥がしていきます。
クレストが剥がれたあとは、トランクにくっついている糊を指で剥がしました。
コンパウンドを使ったり、クイックディティーラーを使ったりしながら、傷をつけないように、時間をかけて剥がしました。
傷つけたくなくて指の腹を使ってゴシゴシやっていたら、擦りすぎて摩擦熱で火傷をしてしまったので、途中から消しゴムを使いました。
きれいに取れた写真がこちらです。
これで、ターボナイトを装着する準備は整いました。
新しいクレスト装着
ターボナイトを装着します。
新旧のクレストの裏を比較してみました。
左がターボナイト、右は今までの社外品です。
ターボナイトの方は足が2本あり、ボンネットの穴にはまるようになっています。
両方とも、Made in Germanyと書いてありました。
クレストの裏側にガスケットをつけ、トランクの穴に足を通して、ネジで留めます。
トランクの裏側から、クロスレンチを使って留めました。
そして完成!
モノトーンのげこ太によく似合っています。
またひとつ、げこ太のチャームポイントが増えました。ゲコゲコ。
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