はじめに
げこ太(997カレラS後期)を購入するとき、懸念したことの一つが、「マフラー音がうるさそう」ということでした。
わたしは、マフラーのうるさいクルマと、大きな羽根がついているクルマが好きで、今まで乗ってきた愛車たち(S13とGC8)もそういうクルマです。
でも、実家に帰ると母に「交差点(実家から150〜200メートルくらい)を曲がるところから音が聞こえる」と言われたり、こーら氏には「表通りを通るときに音が聞こえる」と言われたりしており、車検は通るクルマですが、なんとなく肩身の狭い思いをしていました。
げこ太の排気音とマフラー
げこ太には、購入時から社外マフラーがついていました。
(写真ではマフラーに「AKRAPOVIC」と書いてありますが、実際には違うメーカーの社外品がついているようです)
購入前にお店でエンジンをかけてもらったところ、店内で音が反響する環境ではありましたが、かなり大きい音がしました。
特に、コールドスタートの時は、音が大きいのです。
あまり大きい排気音だと、ご近所迷惑だな、、と思っていたところ、げこ太には、マフラーに可変バルブがついていることがわかりました。
バルブをオフにしてエンジンをかけると、かなり音が小さくなります。
これは、げこ太購入の決め手の一つになりました。
写真の青いランプのついているのが、可変バルブのオンオフのスイッチです。
青いランプ点灯時がオン、消灯時がオフです。
可変バルブ オフ
エンジン始動のとき、特にコールドスタートのときは、可変バルブをオフにしています。
住宅街の中でもそんなに目立たずにエンジンをかけることができます。
夜、住宅街を走る時などもバルブをオフにします。
ハイブリッドのように無音というわけにはいきませんが、エンジンが温まっていれば、かなり静かに走行できます。
雨などでウェットな路面を走行する時も、バルブをオフにしています。
その方が低回転でのトルクが出るからです。
なんとなく、安定して走れる気がします。
可変バルブ オン
高速走行する時などは、可変バルブをオンにします。
高回転まで気持ちよく回せます。
トンネル内では、水平対向の良い音がよく聞こえます。
つい窓を開けて聴いてしまいます。
高速道路の合流の加速をするとき、オンにしておくとスムーズに合流できます。
もちろん、オフにしていても問題なく合流できますが、特に合流車線が短い都市高速を走る場合などは、バルブをオンにしていると精神的に余裕をもって走れます。
わたしは運転があまり得意ではないので、パワーのあるクルマは合流時に安心感があって好きです。
あと、バルブをオンにしていて便利だなと感じたのは、クルマ通りの多い繁華街などに、げこ太で迎えにきてもらった時、バルブをオンにしていると、遠くにいてもげこ太のエンジン音が聞こえるので、見つけやすいことですね。ゲコゲコ。
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