少し前から、GC8を運転している時、クラッチから異音がするようになりました。
どんな音か?と聞かれると表現しにくいのですが、子どもの頃、お化けのマネをするときに出した「ひゅぅううう」という声みたいな音でしょうか。
(ちなみにこのたとえは、こーら氏には「まったく伝わらない」とダメ出しをされました)

クラッチを繋ぐ時にその音がするので、父に音を聞いてもらうと「レリーズベアリングかな?」と言われました。
いつもクルマを見ていただいているショップに相談し、クラッチ交換をすることになりました。
初年度登録1999年のGC8は、もうすぐ20万キロです。
たぶん一度もクラッチ交換をしていないと思われるため、クラッチの寿命がきてしまったようです。
ちょうど車検も近かったため、クラッチ交換と車検を同時にお願いしました。
ところが、、
修理をお願いした後で、お店から電話がかかってきました。
クラッチ交換しようとしたら、いろいろと不具合が見つかったとのこと。

普段クルマを下から見ることは無いので、こんな姿は貴重。
クルマの下に入って、説明していただきました。

左のドライブシャフトブーツ(緑色の部分)が、変な方向にグラグラしてます。
ドライブシャフトごと交換することになりました。

交換した部品たちです。
これでも全てではないそうです。
左上の段ボール箱の中の部品は、まだ交換していないもの。
今回、少しだけヘッドのオイル滲みがあり、予防修理のためにシリンダーヘッドのガスケット交換をする予定でした。
そのためにはブローバイホースを外す必要があるのですが、経年劣化で割れてしまう可能性が高いため、ブローバイホースも新品に交換する予定でした。
しかし、ブローバイホースの純正部品は生産を終了しており、社外品しかありません。
その社外品が受注生産で、1週間では届かなかったため、整備が完了していないのです。
タペットカバーの周りの部品やプラグは、ブローバイホースが届いてからの交換となります。
ブローバイホースが届くのは3ヶ月後。
部品が届いたらまた整備の続きをお願いすることになりました。
純正部品の生産が終了しても、パーツを作ってくれている会社があるから、そして、古いクルマでも丁寧に整備してくれるお店があるから、古いクルマに乗り続けることができるのですね。
感謝です!

整備内容です。
車検整備も兼ねているので、エンジンオイルなども交換してあります。
いい機会なので、タイミングベルトとウォーターポンプも交換しました。
それに伴って、ウォーターラインも交換です。
もうすぐ20万キロいくので、2度目の交換になります。
わたしがGC8を購入した時は5万キロくらいだったので、1回目に交換したもわたしです。
ドライブシャフトは新品だとかなり高いのですが、リビルト品なら1万円ちょっとなので、安く済みました。
この内容で30万円弱。
内訳は、クラッチ交換で10万、タイミングベルトとウォーターポンプ交換で10万、残りの整備で10万弱といったところです。
プラス車検代、で収まりました。

GC8のエンジンルームです。
ゴム製のホースなどが、経年劣化で硬化してプラスチックのようになっており、整備が大変だったそうです。
ありがとうございました。
家に帰ったら、こーら氏に「クラッチもらってくるかと思った」と言われました。
部屋にオブジェとして飾ると思っていたそうです。
飾りません(笑)

まだまだ乗るからね。
ずっと元気でいてね。
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