今日は、ポルシェセンターで聞いた面白い豆知識です。
ポルシェセンターの駐車場に、げこ太(997カレラS後期)を停めたときのこと。
駐車してクルマを降りて、ふと見ると正面に白い997が停まっていました。
わたしがげこ太のミラーを畳んだ時、誘導してくださったポルシェセンターの方が、「おっ、赤色ですね」と言って、げこ太を見ました。
何のことだろう?と思っていると、「右ハンドルは赤じゃないんですよ」と、正面の白い997を指差したのです。
白い997に近づいて、畳んであるミラーを見て分かりました。
ミラーを畳んだ時に見えるストッパーの色が、げこ太の赤色とは異なり、黄色でした。
左ハンドル車は赤、右ハンドル車は黄色になっているそうです。
驚いているわたしに、ポルシェセンターの方は、「あまり知っている人はいないと思います」と笑顔でした。
この話を聞いた時は、色を変えてあるなんてなんだかお洒落!と思っていただけでしたが、家に帰って冷静に考えてみると、色を変えてあるのは何故だろう?と疑問に思いました。
かわいい!という理由だけで、ポルシェ社が色を変えるとは考えられません。
左ハンドルと右ハンドルは、クルマを見ればすぐに分かるので、取り付け前のパーツの状態で、左ハンドル用のミラーか、右ハンドル用のミラーか、区別をつける必要があるのだと思いました。
そこで、いろいろとネットを調べてみると、ポルシェではないですが、他のメーカーのクルマで、同じ左ミラーでも、左ハンドル車用は平面鏡、右ハンドル車用は凸面鏡になっているクルマがあることがわかりました。
げこ太のサイドミラーが平面鏡なのか凸面鏡なのかはわかりませんが、運転席の位置によって、サイドミラーの入射角度が異なるため、同じ左ミラーだとしても、左ハンドル車用のミラーと右ハンドル車用のミラーは別物であることがわかりました。
そこで、そっくりなミラーの取り付けミスを防ぐため、色を変えてあるのかな?と思いました。
ミラーひとつとっても、たくさんの工夫がされているんですね。
またひとつ、げこ太について知ることができました。ゲコゲコ。
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